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2016年7月 2日 (土)

20年前(続続編)

前の記事で、イギリス生活についてつらつら書いたが、その前後を含む私の経歴は、こんな感じである:  
 
某県の高校を卒業後、東京に出て大学生活
大学院に進学し、バブル絶頂の東京を横目で見ながら修士論文と博士論文を仕上げる。
博士課程修了と前後してバブル崩壊
ベルギーでポスドク
スコットランドで訪問研究
カナダのケベック州の州都ケベック市でポスドク
学会誌の求人広告を見て応募
サラリーマンになって今に至る。
 
あとは、ベルギーからケベックに至る在外時代のよもやま話。
 
[緯度と気候] スコットランドのエディンバラは、サハリンの北端くらい北の地(北緯55度)なので、前にも書いたように、冬はティータイムに夕日が沈む。私がいたベルギーの某所はそれより少し南、北緯50度くらいで、サハリンの真ん中位に相当する。ケベック市は北緯46度でサハリンの南端くらい。日本の感覚だと、いずれもすごく北国のイメージだが、気候は、緯度から思い浮かぶイメージとはかけ離れている。
 エディンバラの冬はそんなに寒くない。朝晩でも氷点下に下がることはあまりなく、雪もそんなに積もらない。ベルギーの冬も似たようなものである。ベルギーの夏は涼しい。ただ、建物が暑さに対応していない(公共の建物は、クーラーなしの窓はめ殺しが多い)ため、異常気象で猛暑が来ると(私がいたとき30℃を記録した)、とたんに熱中症の人が出る。
 実は、一番南にあるケベック市が一番寒い。-20℃くらいはざらで、冬の間は、しっかりした防寒着(手袋・帽子)なしで外出できない。雪も多く、人の背の高さより高く積もる。そういう時は、除雪車が出て道路を除雪するが、道しか除雪しないので、両側に雪の壁ができて、迷路に入ったようになり、道に迷いやすくなる。そのくせ、大陸性の気候のため、夏は暑い。まあ、東京よりは過ごしやすいが。
 
[食べ物] ベルギーは美食の国である。チョコレートに、ビールに、ムール貝。ブリュッセルのレストランに毎週通うフランス人がいるというのは有名な話である。庶民の食事も、それなりに豊かだった印象がある。イギリスの食事はちょっと、っていう感じはあったが、それでも、肉は安いし、インドとかのエスニック料理もなかなかいける。ちなみに、私は、狂牛病流行期にスコットランドでビーフステーキを食べまくっていたため、今でも献血できない。今だと、ビーフステーキはちょっとしたごちそう程度の位置づけだが、私が学生のころは、めったに口に入らないごちそうだったので、目の色を変えて食べた。カナダは、欧州に比べると、庶民の食生活が貧しい印象を受けた。学生さんも先生方も、昼はファーストフードで済ましている感じ。
続きはまた。

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